ロシアで年金受給者の女性ら26人を殺害し金品などを奪った疑いで38歳の男が拘束されました。

 「女性たちはあなたを家に入れました。それから何をしたのですか?」(取調官)
 「首を絞めました」(容疑者)

 拘束されたのは、ロシア中部タタルスタン共和国の首都カザンに住む、ラディク・タギロフ容疑者です。タギロフ容疑者は2011年から翌年にかけ、カザンのほかエカテリンブルクなどで年金受給者の女性ら26人を殺害し金品を奪った疑いが持たれています。

 タギロフ容疑者は、修理工などを装い1人暮らしの女性の家に上がり込み犯行に及んでいたといい、調べに対し「腹が減っていたからやった」などと供述しているということです。

 一連の事件は地元メディアなどで「ヴォルガの殺人鬼」と呼ばれ知られていました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4140817.html