インドネシア保健省は3日、同日の新型コロナウイルスの新規感染者数が8,369人だったと発表した。
4日前に記録した6,267人の過去最多人数を大幅に上回った。

ウィク報道官によると、「3M(『マスク』『手洗い』『距離の確保』のインドネシア語の頭文字)」の順守率が
低下傾向にあることが感染拡大の要因となっているとみられている。

マスクの着用率は9月下旬に89%に達していたが、11月末以降は60%を下回っている。距離の確保は50%を切った。
ウィク報道官は「年末年始の長期休暇中も市民の気が緩んだ状態が続けば感染はさらに拡大する」と述べ、警戒感を強めた。

3日の累計感染者は55万7,877人。うち83%の46万2,553人が回復、3.1%の1万7,355人が死亡した。同日の陽性率は14.1%。

感染は閣内にも広がっており、3日にはイダ労相が陽性だったことが分かった。
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