2008年から2012年まで5人の医師が1年前後で辞意を表明している。

1:2008年、20年間の僻地医療の経験のある松沢俊郎医師が「この村が、医師として最後の勤務地。人への愛情、興味が尽きない限り、診療を続けたい」と3月に着任したが、4か月で辞意を表明し、6カ月で退職。(2007年11月に赴任し、後任が決まる2008年12月まで着任していたとする説もある)

2:2009年、離島や外国での医療経験がある有沢幸子医師が1月に着任するが、2010年3月に辞意を表明。2011年5月に退職。

3:2011年、北海道から6月に着任した医師も2012年5月に辞意を伝え、10月に退職。

4:2012年、西村勇医師が10月に着任するが、わずか1カ月で辞意を表明。

5:2012年、11月に前北秋田市長の岸部陞医師が着任するも、2013年4月に退職。

6:2013年からは診療所の前身に当たる施設で勤務した経験のある内科医の柳一雄医師が常勤医師を勤めている。