設問の絵は太陽、雲、サボテン、ラクダ、蜘蛛、トカゲ、昆虫、etc
「生き物」「生き物ではない」をそれぞれ絵の中から2つ選ぶ問題。
日本は「生き物ではない」に蜘蛛や昆虫を書いた子が多い
ところが不思議なことに日本はこの問題だけ異常にスコアが低い
他の理科の問題は概ね世界平均よりも上なのにこれだけ極端に低い
原因は昆虫の誤認では無いと考えたほうが妥当

この問題だけではなくテスト全体を見れば日本の子供が誤答した原因が見えてくる
この問題の手前で4つの生物の中から脊椎動物を選ぶ問題がある。
これ日本人は高得点なのに、砂漠問題で途端にスコアを下げてる。
へんなの

つまり、生物4つを分類する、と誤認しやすい流れなんだわ
「生き物」なんて多義的な単語が出てきて混乱したんだと思う。
問題の流れから、脊椎動物、哺乳類、変温動物、こういうのが連想されちゃう
諸外国のGRADE4ではそこまで学習が進んでないから逆に引っかからない。
生き物?動物?哺乳類?節足動物で分ける?わーパニック
サボテンも選択肢と認識しずらい
ラクダ、蜘蛛、トカゲ、昆虫を無理やり「生き物」「生き物ではない」に分けようとした
これが原因、日本人には言語的に引っ掛け問題になってしまった。

最悪なのはそこまで分析せず、調査結果のペーパーをチラ見して
「日本の子供わぁ」と評価しちゃうアホな大人の存在