トヨタ自動車は9日、燃料電池車(FCV)の新型「ミライ」を発売した。初代から6年ぶりとなる全面改良で、航続距離を3割伸ばして使い勝手を向上させた。二酸化炭素(CO2)を排出しないFCVは、究極のエコカーと呼ばれるが、水素補給拠点の整備など課題も多い。トヨタは商用車も含めた量産体制を整え、市場拡大を図る。

2代目は、搭載できる水素の量を初代よりも2割増やし、航続距離を650キロから850キロに伸ばした。3分程度の充てんで、東京から広島まで走れる計算だ。

吸入した空気の汚れをフィルターで濾過ろかすることで、走るほど空気を浄化する「マイナスエミッション」も実現したという。スポーティーなデザインとし、4人乗りから5人乗りに定員を増やすなど基本性能を底上げした。

価格は最も安いグレードが710万(税込み)からで、初代(約740万円から)よりも抑えた。政府の補助金を使えば、約570万円〜約663万円で購入でき、自治体が設ける補助金制度を活用できれば、さらに安くなる。

開発責任者の田中義和チーフエンジニアは「持てる技術を詰め込んだ」と話す。

2020/12/09 14:27 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20201209-OYT1T50190/
https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201209-OYT1I50048-1.jpg

★1が立った時間 2020/12/09(水) 14:56:26.38
前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1607502384/