西日本鉄道は8日、福岡市・天神の「福岡ビル」の解体工事現場から鉄筋が飛び出て、近くの明治通りを走行中の乗用車に当たったと発表した。けが人はいなかった。

発表では、鉄筋は棒状で長さ約35センチ、直径約1センチ、重さ約220グラム。7日午後2時45分頃、地下3階の解体で出た鉄筋などを重機で地上1階に集めていた際、高さ3メートルの囲いを越えて飛び出た。

福岡ビルは再開発促進事業「天神ビッグバン」に伴い解体作業中。今後は鉄筋などの集積場所を地下1階に変更するという。

2020/12/09 12:34 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201209-OYT1T50132/