https://news.yahoo.co.jp/articles/ba48a989cf3564034a492484b5cbaf0f75762e47
 米連邦最高裁は8日、大統領選での敗北確定阻止を目指したトランプ大統領側の訴えを退けた。
8日は各州の集計結果の確定期限で、これ以降は新たな再集計の申し立てや提訴がほぼ不可能になるとされる。
法廷闘争を通じたトランプ氏の逆転勝利が絶望的となった。

この日の決定は、東部ペンシルベニア州最高裁での敗訴を不服としたトランプ派の議員らが、連邦最高裁の判断を求めていたもので、
決定文は「申し立てを退ける」とのみ記載。
大統領選をめぐる争いに介入する意思がないことを明確に示したと受け止められている。

連邦最高裁決定の数時間前、トランプ氏はホワイトハウスでの会合で、大統領選について
「議員や最高裁判事の中に、万人が正しいと考えることをする勇気のある者がいるか、見てみよう」と発言。
大統領選直前に保守派の判事を強引に送り込んだ最高裁が、バイデン次期大統領の勝利を覆す判断を下すことに期待を表明していた。