※時事通信

政府・与党は10日、新型コロナウイルス感染症で打撃を受けている飲食店への支援策「Go To イート」キャンペーンのうち、プレミアム付き食事券事業を延長する経費として、2020年度第3次補正予算案で515億円を計上する方針を固めた。

食事券事業を含む農林水産関係の総額は1兆519億円に上る見通し。

食事券の利用期限は来年3月末だが、追加発行した上、同6月末まで延長することが決まっている。幅広い飲食店を支援するため、1万円分の購入で1万2500円分の飲食ができるなど、現在25%となっている上乗せ率は引き下げる。インターネット予約に対するポイント付与事業は延長しない方針。

3次補正ではこのほか、コロナで苦しむ農家の翌シーズンの生産を後押しする「高収益作物次期作支援交付金」に絡む追加経費を約1340億円盛り込む。第1次補正で確保した予算は242億円だったが、応募する際に収入が減少したかどうかを問わないなど、農林水産省が支給要件を甘く設定したことから申請が殺到。1000億円以上の上乗せが必要となった。 

12/11(金) 10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/f53973c897a1d61372be1563a46fdb1abea1c009