12月10日 14時01分

全身が白色の珍しいズワイガニが水揚げされ、鳥取市のカニの資料館で公開されていて人気を集めています。

白いオスのズワイガニは、先月、日本海で行われたズワイガニ漁で網にかかっているのが見つかり、水揚げされたあと鳥取市のカニの資料館「とっとり賀露かにっこ館」に引き取られました。
甲羅の幅が13.8センチ、重さは1キロほどあり、資料館によりますと、体の色を作る赤い色素が何らかの理由でないため、全身が白くなったとみられるということです。
白いズワイガニが資料館に持ち込まれたのは、今回が6例目と貴重なもので、敵に見つかりやすく大きく成長することが難しいことから、この大きさのものが見つかるのは非常に珍しいということです。
「とっとり賀露かにっこ館」の中倉義人さんは「白い生き物は神の使いとも言われているので、幸せを呼び込み新型コロナもやっつけてほしい。珍しいカニなので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20201210/4040006699.html