https://news.yahoo.co.jp/articles/ad278b4c5504e2180215c8c488af0077149776e1

北海道の鈴木直道知事は、18日午後会見し、年末年始の帰省や初詣などで、新型コロナの感染リスクを避ける
「静かな年末年始」を過ごすよう、呼びかけました。

道庁で午後2時半から会見した鈴木知事は、新型コロナウイルスの道内の新規感染者は、
今月に入ってから減少傾向にあるものの、「重症患者はじりじりと増加傾向にあり、
医療への負荷は今後も厳しい傾向が続く」と現状について述べました。

道の集中対策期間は、来年1月15日まで延長されましたが、まず、忘年会など飲食の機会については、
リスクを回避できない場合は、開催・参加を控えるよう呼びかけ、実施するとしても「4人以下」「2時間を超えない」
「マスク着用」の3点を守るよう訴えました。

また、帰省についても、帰省先に基礎疾患がある人がいる場合は慎重に判断し、オンライン帰省も検討するほか、
感染拡大地域との往来も慎重に判断してほしいと呼びかけました。

さらに、年明けの初詣と成人式についてもそれぞれ「3つの行動」を心がけるよう訴えました。

○初詣3つの行動
「混雑する時期を避ける」
「大声を控えて静かに参列」
「境内に長居せず密集しない」

○成人式3つの行動
「会場でマスクを着用」
「会場や周囲で密集しない」
「式典の前後で飲食を控える」

このほか、年末年始の「GoToイート」の利用については、今月28日から来年1月11日まで、全道で食事券の販売を
一時停止するほか、販売済みの食事券やポイントについても、この期間の利用自粛を呼びかけました。