お母さんにべったりくっつく、小さな子猫。

兵庫県の神戸どうぶつ王国で、11月に生まれたスナネコの赤ちゃん。

好奇心旺盛で、木登りにも挑戦。

すくすくと成長し、18日、一般公開デビューした。

スナネコは、砂漠に生息する世界で最も小さい猫の1つ。

その愛らしい姿から「砂漠の天使」ともいわれている。

しかし、その見た目からか、ある心配事があるという。

公開を案内するウェブサイトを見てみると、「決してペットとして飼いたいと考えないでください」とコメントが。

なぜ、このようなコメントを、ウェブサイトに載せていたのだろうか。

飼育員さんは、こう言う。

スナネコ担当・馬場瑞季さん「『かわいいから飼いたい』という声がいくつか聞こえてきたりもしていたが、ギャップがすごくある。牙も爪もするどく、気性も荒いので、ペットとしては向いていません。そういう声が大きくなってくると、いずれ密猟につながる可能性がある」

かわいい顔をしていても、猛獣。

動物園でも、飼育するにあたり、直接スナネコのいる空間には入らないよう注意しているという。

2020年12月18日 19時30分 FNNプライムオンライン
https://news.livedoor.com/article/detail/19403618/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/6/e6109_1726_9c79f632_2fe453bf.jpg