国立感染症研究所がGOTOを元凶としていないのは
日刊ゲンダイの記事を「通読」すればわかる。
国立感染症研究所のデータを元に、論理破綻した解釈にて
日刊ゲンダイがGOTOが元凶と強引に主張しているだけ。
むしろ参照としているデータは、GOTO開始前にすでに
東京型は全国拡散していたというエビデンス。

以下は記事の国立感染症研究所のレポートに関する部分抜粋。

>そして3回目の報告書の図では、
>7月から10月末までに国内で検出されたウイルスによる
>クラスターは赤色で表記。
>つまり、「東京型」に由来するクラスターだと分析されているのだ。

記事においても国立感染症研究所のレポートの主旨は上記。
他はそれについての詳細であり、
「国立感染症研究所がGOTO元凶」としている部分はなし。
記事の主張するGOTO元凶説を唱えているのは、

>医師で参院議員(国民民主党)の足立信也氏がこう解説する。
>全てのリポートを読むと、第3波がどんなウイルスによるものなのかを
>推測できます。
>夏の第2波が収まらないうちに『東京型』が拡散し、
>第3波へとつながっているのです。

GOTOのせいとしているのはこの足立氏であり、
国立感染症研究所ではない。
足立氏がなんと「推測」しているだけ。
この時点で悪質極まりない印象工作をしている。

しかも、GOTOの東京解禁は10月1日となっている。
7月から8月の期間において東京型が全国に十分に拡散したのちに、
GOTO東京解禁となっているので、
第3波の元凶がGOTOとするのは論理的に酷い破綻をしている。
第3波の元凶が東京型ならわかるけどな

記事で10月1日東京解禁にも本当にさらっとだけ触れているので
悪質な確信犯だろう。