釣り人救助の警察官に感謝状

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先月、酒田市の防波堤で波消しブロックに転落した釣り人の救助に貢献した鶴岡警察署の警察官が、22日、海上保安部から表彰されました。

表彰を受けたのは鶴岡警察署の地域課の吉田和志巡査長(25)です。
吉田巡査長は、22日、鶴岡警察署の署長室で、酒田海上保安部の辰巳屋誠部長から人命救助の感謝状を受け取りました。

吉田巡査長は非番だった先月29日、防波堤で釣りをしていた際、「助けて」という声に気づき、
声が聞こえた方向に向かったところ、56歳の男性が波消しブロックの間に転落しているのを見つけました。
男性が転落した場所から防波堤までは3メートルほどの高さがあり、
1人で救助することができなかったため、すぐに119番通報をしたということです。
吉田巡査長は釣りで使う水くみ用のバケツについていたロープを降ろし、
男性に救命胴衣にくくりつけるよう伝えたうえで、消防の救助を待ったということです。

吉田巡査長は「救助された人は当時、波をかぶっていたので、『早く助けなきゃ』という思いでいっぱいでした。
私も釣りが趣味ですが、安全な場所で釣りをする大切さを改めて実感しました」と話していました。

12/22 12:37