ドイツの国立ロベルト・コッホ研究所は23日、新型コロナウイルス感染による過去24時間の死者数が過去最多の962人となったと発表した。
先の規制厳格化から1週間が経過したが、新規感染者数も2万4,740人と、依然として高止まりしている。

これにより、累計死者数は2万7,968人、累計感染者数は155万4,920にそれぞれ増えた。

アルトマイヤー経済・エネルギー相は「ドイツが巨大な感染のホットスポットである限り、緩和は不可能」とし、
来年1月10日まで予定されている現行の規制を延長する可能性が高いと述べている。

第2波で大きな打撃を受けている東部ザクセン州では、人口10万人当たりの死者数が57人と最も多い。

中でも、ポーランドおよびチェコと国境を接するツィッタウでは、12月の死者数が既に前年同月の3倍近くに増加。
死者の急増に火葬が追い付かず、遺体を一時的に倉庫に保管する事態に陥っている。

また、病院も新型コロナの患者を受け入れることが難しいという。
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