北海道旭川市で、新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生した病院などの職員や家族が、医療機関で診療を拒否される事例が複数あったことが24日、市保健所への取材で分かった。市保健所は地元医師会に計2回、改善を要請した。

 市保健所によると、大規模クラスターが発生した「慶友会吉田病院」や障害者施設「北海道療育園」などの職員や家族が、診療に訪れた医療機関で「クラスター関係の方は受診できない」などと断られるケースがあったという。職員らはいずれも感染者の濃厚接触者ではなかった。

 市保健所は7日と21日、市医師会に通常の患者と同様に対応するよう改善を申し入れた。

共同通信 2020/12/24 10:45 (JST)12/24 12:26 (JST)updated
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/5642457.html