※毎日新聞

東京都の小池百合子知事が毎日新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの対応について「お願いしかできない難しさ、もどかしさがある」と述べ、現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法の枠内で対策を進める難しさについて語った。来夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた決意も改めて示した。【古関俊樹、斎川瞳】

新型コロナ対策の難しさとして、対策を実施してもウイルスの特性上、2週間程度が経過しないと効果が分からないことや、現行の法制度では営業時間の短縮など「お願い」しかできないことを挙げた。その上で、対策を進めるには都民の理解が必要だと強調し「共感を得るための呼びかけを今後も続けていく」と述べた。

東京オリンピック・パラリンピックには「開催を契機に(新型コロナに苦しむ)世界のモードを変えていく。そのリード役になれれば」と改めて開催に意欲を示した。新型コロナのワクチンの開発が世界中で進んでいることに「期待している」とし、「大会の実現は国益になる。国と連携していく」と語った。

食品ロスの削減に向けた実証実験を行っていく意向も強調。環境問題に取り組む海外の都市と連携し「大都市が有している共通の課題でリーダーシップを取りたい」と話した。都は冷凍や包装の技術を活用して食品の賞味期限を延ばすロングライフ化の実験などを検討している。

小池氏は都議会の最大会派「都民ファーストの会」の特別顧問を務め、2017年の都議選では同会派を圧勝に導いた。ただ、来夏の都議選の対応については「都と都議会が連携することが都民の利益につながる」と述べるにとどめ、どういった態度を取るかは明らかにしなかった。

12/24(木) 9:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5de3fa7e3c1b8bffd5c6114631ee2181a36c3565

★1が立った時間 2020/12/24(木) 22:36:31.85
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