0001凜 ★
2020/12/25(金) 19:52:23.70ID:bsE6SMOQ9https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201225/k10012784931000.html
新型コロナウイルスの感染拡大で雇用や暮らしへの影響が広がる中、東京都内で23日開かれた食料の配布会には生活に困窮する多くの人が訪れ、食料や生活用品などを受け取っていました。
23日、東京 豊島区で開かれた配布会にはお米などの食料品や生活用品、およそ150セットが用意されました。
会場では多くの人が順番待ちの列を作り、中には、新型コロナウイルスの影響で失業したり収入が減少したりして生活に困窮する人もいました。
このうち、埼玉県に住む39歳の男性は、イベント関連の仕事についていましたが、感染拡大の影響でことしの春以降、新たな仕事の紹介がなくなったといいます。
就職氷河期の世代で派遣労働者として働いていて契約を打ち切られたこともあったということです。
男性は「やっとやりがいのあるイベント関連の仕事につくことができて頑張ろうと思っていたやさきに、コロナで状況が大きく変わってしまった。去年の年末は仕事でフル稼働していて、ことしはオリンピックの仕事にもたずさわれるかもしれないと希望を抱いていたのでまさかこういった状況になるとは想像もできませんでした。今は日雇いのバイトをしていますが、生活は苦しく精神的にもしんどいです」と話していました。
また、がんの治療を続けながら仕事をしているという59歳の女性は、パートと家政婦の2つの仕事で収入を得ていましたが、ことし6月には新型ウイルスの影響でパート先の会社が倒産してしまったということです。
女性は「パートの収入は月に10万円ありましたが、今はそれが0になっている。新しく仕事を探そうにも体調の問題や感染への不安もあって思うように就職活動もできていません。この状況がいつまで続くのか先が見えないだけにつらいです」と話していました。
主催した「東京地方労働組合評議会」の井澤智事務局長は「新型コロナウイルスの影響は想像以上で、数字として表れている以上に多くの人が仕事を失ったり生活に不安を抱えたりしているのが現状です。特に非正規雇用の人たちへの影響は深刻で、先行きの見通しが立たない中、非常に厳しい冬になっている。失業者は年末以降さらに増えるおそれもあり、私たちもできるかぎりの支援をしていきますが、国のさらなる支援も必要だと思います」と話していました。