ブラジルの副大統領が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。ボルソナロ大統領をはじめ、政権を支える閣僚ら16人の感染が判明する事態になっています。

 ロイター通信は28日、ブラジルのモウラン副大統領(67)が新型コロナウイルスの検査で陽性が判明し、公邸で自主隔離を行うと報じました。ブラジルではボルソナロ大統領が7月に新型コロナに感染していて、現地のグロボ紙は感染が広まった3月以降、正副大統領以外に閣僚ら14人が感染したと伝えています。また、モウラン副大統領はボルソナロ大統領と異なり、新型コロナ対策やワクチン接種に積極的な立場だったということです。ジョンズ・ホプキンス大学によりますと、ブラジルの感染者は累計で750万人近くに上り、死者数も19万1139人とアメリカに次いで2位の高さとなっています。

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