74歳と61歳のスリ逮捕 地下鉄狙うコンビの手口 常習犯か...余罪を捜査
国内  フジニュース
2020年12月28日 月曜 午後6:46
https://www.fnn.jp/articles/-/125439

うつむきながら、階段を下りてくる男。
東京メトロ丸ノ内線の車内で財布を盗み、スリの現行犯で逮捕された、無職の須藤政男容疑者(74)。

須藤容疑者は、一緒に逮捕された大城義信容疑者(61)とコンビを組んで、犯行に及んでいた。

いったい、どのような手口だったのか?

27日午前6時45分ごろ、東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅から荻窪駅に向かう電車内で、会社員の男性がバッグを体にかけて寝ていた。

男性は酒に酔っていて、バッグのチャックは開いていたという。

すると2人は、男性の両隣に分かれて座った。

そして、須藤容疑者が見張りをしている間に、大城容疑者が、バッグから現金8,000円などが入った財布を抜き取った。

しかし、その瞬間を見た警察官が、2人を取り押さえたという。

見張り役の須藤容疑者は、「大城容疑者が財布を拾ってあげて、そのあと、その人と話していて逮捕された」と、容疑を否認している。

2人は、スリの常習犯とみられていて、警視庁は余罪を調べている。