【パリ共同】
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は29日、

世界で報道に関連して今年死亡した記者(アマチュアや協力者を含む)は50人だったとする2020年の年次報告書を発表した。

紛争地以外での犠牲者が増え、全体の68%を占めた。

今年(12月15日集計)は新型コロナ流行で現場取材が減ったが、19年の53人から大きな増減はなかった。

デモ取材中に死亡した記者が7人に上ることも今年の新たな特徴としている。

国別で最多は、非紛争地のメキシコで8人。麻薬組織と政界のつながりを明らかにしようとする記者らが

首を切断されるなど残虐な殺害行為の犠牲となった。

2020年12月29日 16時23分
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