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楽しみながら価値伝えて
 もうすぐお正月。高知新聞社の子育て応援ウェブメディア「ココハレ」で、高知のお父さん、お母さんにお年玉事情をリサーチしました。親からお年玉をあげていますか?
 
 アンケートは、ココハレの無料通信アプリ「LINE(ライン)」公式アカウントに友だち登録している人を対象に実施。104人(男性5人、女性99人)が回答しました。
 
お年玉の準備はできましたか(高知市内)

 親から子へのお年玉は62・5%が「あげていない」と回答。両親から「まとめてあげている」が32・7%、「それぞれから」が4・8%でした。
 
 親からあげていない理由は主に「自分も親からもらっていなかった」「まだお金が必要な年齢ではない」。「祖父母や親戚からもらえる」(35歳男性)という声の一方で、「コロナで親戚の集まりもなさそうなので、今年はあげるかも」(34歳女性)という声もありました。
 
 管理の仕方は「子ども名義の口座に貯金」が77・9%。「全額を貯金」のほか、「3千円だけ渡して、あとは貯金」(42歳女性)というやり方も。「もらった金額ごとに入金し、余白にその人の名前を書いておく」(44歳女性)と工夫している人もいました。
 
 お年玉の金額は「子どもが使える範囲の少額派」と「多くあげて貯金派」に分かれました。幼児にはお札よりも硬貨やお年玉袋の方が喜ばれるようです。「『音が鳴るお金がいい』と言われた」(39歳女性)、「『袋だけちょうだい!』と(中身を)渡される」(36歳女性)などとほほえましいエピソードも届きました。
 
 お年玉を子どもと楽しみながら、お金の価値も伝えていきたいですね。今年もあとわずか。皆さん、よいお年をお迎えください!(藤川こころ)
 
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 ココハレでは保護者の声を詳しく掲載しています。

高知新聞 2020.12.30 08:25
https://www.kochinews.co.jp/article/425187/