政府が全国で一斉にGoToトラベルを停止した28日、多くの観光地では先週に比べて人出が増えていたことが分かりました。
 ソフトバンクの子会社「Agoop」によりますと、午後3時の人出は1週間前の同じ時間帯と比べて京都・嵐山で約2倍、北海道・小樽で1.4倍など多くの観光地で増えていたことが分かりました。関東近郊でも熱海温泉で約1.4倍、箱根湯本で1.8倍などとなっていて、28日はGoToトラベルの全国停止の初日でしたが観光地の人出は減らなかったことが分かります。菅総理大臣が「静かな年末年始を」と呼び掛けるなか、東京都心でも渋谷センター街で約1.3倍の人出となるなど繁華街を中心に出掛ける人が増えている傾向です。改めて手洗いやマスクの着用など感染防止策を徹底する必要があります。

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