0001◆FRANCE/fv/.l ブルターニュより愛をこめて ★
2020/12/31(木) 20:47:15.43ID:xyywBffa9パリ市によれば、市内では東京ドーム6個分以上に相当する約30万平方メートルの都市農園が点在する。子供たちがニワトリやヤギなどの動物と触れ合えるスペースもあり、貴重な憩いの場となっている。
パリ中心部のノートルダム大聖堂から1キロほど離れたスポーツジムの屋上には、約350平方メートルにわたってホウレンソウやサラダ菜などの畑が広がる。ジュリアン・シャムルワさん(40)が「大都会の真ん中でも自然とのつながりを保ちたい」との思いから、2017年11月に屋上農園を立ち上げた。
シャムルワさんは新型コロナ感染拡大に伴う、今年3〜5月の1回目のロックダウン(都市封鎖)中、日本人の知人らと共にサツマイモの苗を自宅で育て、解除後に150株を植え付けた。2回目のロックダウン直前の10月末に10人ほどで収穫した。参加した自営業の今井その子さん(39)は「移動制限で海にも山にも行けない日が続いたので、とても良い刺激になった」と笑顔で話した。
20年夏、パリ南西部にある国際展示場の屋上に総面積1万4000平方メートルに及ぶ巨大な農園がオープンした。個人で野菜や果物を栽培できる貸農園もあり、ロックダウン後に申し込みが急増したという。運営会社のパスカル・アルディー社長は「飲食店が閉鎖され自宅で調理する機会が増えたため、自分が食べるものに責任を持ちたいと考える人が増えたのでは」と説明してくれた。
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