2021.1.2 00:14
インフル「1週間で205万人」当たり前に報じていた

インフルエンザの感染拡大を伝える過去のニュース映像をいろいろと探して見ていたのだけど、どれもこれも今思えば「すごい」内容で、度肝を抜かれました。
新型コロナが日本で広まりはじめて、インフルエンザがウイルス干渉によって突如収束しはじめる直前の2019年12月20日には
「今年9月から今月15日までの患者数は150万9000人、直近の1週間で50万人以上増えました」
「去年よりも2週間早く注意報レベルを超えました」
なんて普通にニュースで流れていました。
また、新型インフルエンザの入ってきた2009年の11月28日には、
「新型インフルエンザの患者数の累計が1000万人を超えました」
「1週間で新たに173万人が感染」
なんて報じていたし、2016年2月には、
「1週間で報告された全国のインフルエンザの患者数は約205万人」
なんて当たり前のようにニュースで言っていました。

でも、だーれも自粛したほうがいいなんて言わなかったし、そんなこと考えてもいなかった。
莫大な感染者の陰で1万人が死亡していても、知らんぷりだった。
2016年2月のインフルエンザ、「1週間で205万人」って、「1日29万人の感染確認」ということですよ。
なんでコロナでこんな社会になるの?
どうぞニュース映像ご覧になってみてください。