広島県福山市でフグの毒による食中毒発生です。福山市によりますと50代と80代の親子2人がめまいやふらつきなどの症状をうったえ3日朝、救急搬送されました。
2人は回復に向かっているということです。

広島県福山市の発表によりますと、きょう3日午前10時ごろ、市内の医療機関から「『テトロドトキシン』と呼ばれるフグの毒による食中毒患者2人を診察した」と福山市保健所に連絡が入りました。
患者のうち50代の男性は、きのう2日に釣って冷凍保存していたフグを、夜になって80代の母親の自宅で調理。フグの皮を煮て親子2人で食べたということです。
2人はきょう3日午前2時ごろから、めまいやふらつき、歩行困難などの症状があり、午前10時ごろに医療機関に救急搬送されました。
2人は医療機関で経過観察中で、回復傾向にあるということです。
福山市は「フグを家庭で調理することは極めて危険なので、絶対にしないで下さい」と注意を呼び掛けています。

01/3(日) 16:20 掲載
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000008308.html