自民党衆院議員の宮腰光寛・元沖縄・北方相(富山2区)は4日、富山市内で昨年12月に大人数の懇親会に出席していた問題を巡り、「自分自身の認識の甘さを深く反省している。国民、県民、ご迷惑をおかけした皆様に深くおわびを申し上げる」と述べ、謝罪した。

 同党富山県連の「新年初顔合わせ会」で、所属の国会議員や県議らを前に述べた。宮腰氏は終了後、記者団に「厳しい反省の上に立って自分を戒めつつ、コロナをはじめとする大きな課題に取り組んでいく」と語った。当面、飲食を伴う会合には出席しないという。

 宮腰氏は、コロナ禍で政府が大人数での会食自粛を呼びかけている中、昨年12月25日、富山市内で開かれた漁業関係者約30人の懇親会に出席。酒を飲んで転んで出血し、病院に救急搬送されていた。

讀賣新聞 2021/01/05 09:48
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210105-OYT1T50025/