タンデム自転車 公道の走行解禁

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20210106/2040007175.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

道路交通法を県内で運用するための細則が改正され、2人乗り用の「タンデム自転車」の公道での走行が解禁されました。

「タンデム自転車」は、ハンドルやペダルが前後に2つ付いている2人乗り用の自転車で、
前方のハンドル操作のみで運転できることから、障害者やお年寄りなど、
自転車をこぐのが難しい人でも後ろに乗ってサイクリングを楽しむことができます。

県内ではこれまで、自転車専用道路などの限られた場所でしか走行できませんでしたが、
サイクリング愛好者や障害者の団体などから公道での走行を解禁するよう要望が寄せられていました。

これをうけて和歌山県公安委員会は道路交通法を県内で運用するための細則を改正し、
12月20日から公道でも走ることができるようになりました。
ただ、タンデム自転車は普通自転車と分類が異なるため、歩道を走ることはできず、
車道の端を走るよう定められています。

和歌山県警察本部交通企画課は「タンデム自転車は普通自転車と違ってバランスをとるのが難しいので、
特性を理解したうえで、安全な場所で練習してから公道を走るようにしてほしい」と話しています。

01/06 11:05