全国知事会の会長でもある徳島県の飯泉嘉門知事が、去年12月に2回にわたり県議らと大人数で会食したことについて、知事は1月7日取材に対して、「感染対策をしており問題はなかった」との認識を示しました。

 飯泉知事は、12月4日夜に徳島市内のホテルで県議ら46人との会食に参加したほか、GoToトラベルの一時停止が発表された2日後の12月16日にも飲食店で県議ら約20人と会食していたことが新たにわかりました。マスク着用など感染対策をしていたとはいえ、全国知事会会長の飯泉知事、その行動に問題はなかったのでしょうか?

  (記者)「ご自身の大人数での会食も問題になっていますが、そのあたりはいかがですか?」
(飯泉知事)「やはりこのところではGoToイートの話もそうなんですが、やはりそれぞれの地域の状況、これに応じて対応するというのは、今日のこの緊急事態宣言の文書の中にも書かれているんですが。感染拡大を抑えながらもやはり社会経済活動、これを止めてしまうということはやめようと、強く書かれているんですね。」
  (記者)「知事会会長としてはどうですか、その行動は?」
(飯泉知事)「これはもちろん、もちろん知事会の会長としても、社会経済活動を止めろということは言っていないわけでして。」
  (記者)「議員との会食ですから、不要不急なんですか?議員との会食が必要だったんですか?」
(飯泉知事)「というよりも社会経済活動の一環ということですよね。」

 飯泉知事は徳島県の感染状況を鑑み問題はなかったという考えを示しました。

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