https://www.nishinippon.co.jp/item/n/679842/

デジタル技術で行政サービスの利便性を高める「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組む福岡市は7日、
外部から登用したDXデザイナーとオンラインで初会合を行った。

DXデザイナーは国内外から集まった45人から書類選考や面接で選ばれた、ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者の
西村博之氏(44)ら4人。任期は3月末までだが、市は2021年度も委嘱を更新することを検討している。

初会合は一部非公開で実施。冒頭、高島宗一郎市長が「高齢者や障害者など人のぬくもりが必要なところに
しっかり職員を充てていきたいと考えており、そのためにも手続きのオンライン化が必要だ」とあいさつ。
西村氏は「役所は毎回なぜ複雑なものを作るのだろうと疑問で、そこを解決できるやり方をぶつけたい」と話した。