※毎日新聞

世紀のスクープ「ペンタゴン・ペーパーズ」入手経緯　シーハン氏死去で米紙が公に
https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/030/306000c

毎日新聞2021年1月8日 22時26分(最終更新 1月8日 22時26分)


米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は7日、84歳で死去した元同紙記者ニール・シーハン氏がベトナム戦争を巡る米国防総省の秘密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手し、世紀のスクープをした経緯を明らかにした。情報源の自宅から文書を勝手に持ち出してコピーしたという。

情報源も勤務先から文書を持ち出しコピーしていた。スクープ後に再会した際、情報源が「あなたも文書を盗んだんだな」と言うと、シーハン氏は「私もあなたも盗んでいない。文書は米国民の財産だ」と語ったという。

シーハン氏は2015年、自らの存命中は報道しない条件で、経緯を同紙記者に語った。(共同)


※関連リンク
How Neil Sheehan Got the Pentagon Papers - The New York Times
https://www.nytimes.com/2021/01/07/us/pentagon-papers-neil-sheehan.html?searchResultPosition=2

Neil Sheehan Dies at 84; Author and Times Reporter on the Pentagon Papers - The New York Times
https://www.nytimes.com/2021/01/07/business/media/neil-sheehan-dead.html?searchResultPosition=1