https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210110/3020007058.html
11日明け方にかけ大雪のおそれ

県内は強い冬型の気圧配置となっていて、すでに各地で記録的な大雪になっています。

さらに、これから11日明け方にかけて、再び警報級の大雪となるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。

気象台によりますと、県内は強い冬型の気圧配置で各地で記録的な積雪となっています。

10日午後5時の積雪は、▽白山市河内で126センチ、▽加賀市の菅谷で123センチ、▽珠洲市で81センチ、▽金沢市で59センチ、▽七尾市で56センチ、▽輪島市で53センチとなっています。

アメダスの観測点で積雪が1メートルを超えるのは、平成30年2月以来です。

気象台によりますと、これから11日明け方にかけて、平野部を中心に再び警報級の大雪になるおそれがあるということです。

11日午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで、▼加賀地方の平野部で30センチ、山沿いで50センチ、▼能登地方の平野部で30センチ、山沿いで40センチと予想されています。

気象台は、加賀地方の全域と能登地方の南部に大雪警報を出して、交通障害や農業施設への被害に厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

また、風雪による視界不良、電線などへの着雪、なだれなどに注意を呼びかけているほか、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあるとして、屋外活動に注意が必要だとしています。

01月10日 19時58分 NHK