0001ばーど ★
2021/01/11(月) 07:15:35.87ID:zB2usU1V9これはイギリスの大学「インペリアル・カレッジ・ロンドン」などのグループが公表したものです。
グループでは、集中治療室で人工呼吸器をつけている重症の患者およそ800人を対象に、関節リウマチの薬「アクテムラ=一般名・トシリズマブ」や同じ仕組みの「サリルマブ」という薬を投与して効果を調べました。
その結果「アクテムラ」などを使わなかった患者およそ400人では死亡率が35.8%だったのに対し「アクテムラ」を投与したおよそ350人は死亡率が28%と7ポイント余り低くなっていました。
「サリルマブ」についても同様の効果がみられたということです。
また、いずれの薬でも、集中治療を受ける期間が10日ほど短くなったということです。
「アクテムラ」は、大阪大学の岸本忠三特任教授らのグループと中外製薬が開発した関節リウマチの薬で、免疫が暴走して自分の細胞を攻撃してしまう「サイトカインストーム」という現象を抑える効果があると期待されています。
結果を受けてイギリス政府は、重症患者に「アクテムラ」などを使うよう推奨する方針をウェブサイトで示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210111/K10012807741_2101110610_2101110611_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210111/K10012807741_2101102056_2101110401_01_02.jpg
2021年1月11日 4時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210111/k10012807741000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001