>>219
まず、今回の実験は等速直進運動をしている船に当てたもので、
予想位置に弾道ミサイルを命中させるだけなら既にやれるんだよ。
対艦弾道弾が疑問視されているのは、1分間に1km移動する空母が
回避行動をとった時に当たらないと見られているから。

その対策として大量のミサイルによる飽和攻撃が考えられるが、
飽和攻撃しようとすると発射するミサイルは最低でも数十発〜
100発以上の数になるから核戦争に踏み切ったと誤認されかねない。
だから現実には使えない兵器だと言われている。

「数十発ならアメリカは報復核攻撃を行わない」という考えはあるが、
中国が限定攻撃によって核戦争を避けるのならアメリカだって同じこと
ができる。
アメリカも1発だけICBMを打ち込んで中国の原潜基地のみを限定攻撃
すれば良い。
もともと、ミサイルの誘導精度、地理的条件、空母の数のすべてで
アメリカが有利なのだ。