>>636
・ 1000個の子弾を、32×32(=1024)の格子状にばら撒くとする。
・ 子弾同士の間隔を50mとする。
その場合の子弾の散布範囲は、約1.5km×1.5kmにしかならない。

前述のとおり空母は1分間に1kmも変針できるから、わずか着弾
2分前に弾頭落下地点を予想できるだけで、危害範囲から簡単に
抜け出せてしまう。
最低でもその周囲に8発撃ち込んで、直径4.5kmの飽和攻撃を
仕掛けないと命中すら期待できないわけだ。
(それすら、5分前に探知されたら抜け出されてしまう)

弾道弾1発に子弾を1000発も詰め込むとすると、子弾のサイズは
手榴弾かそれ以下。
小さくなればなるほど体積当たりの表面積は増え、空気抵抗が
増えるから着弾時の速度は期待できない。

空母のサイズを400m×50mとして、命中を期待できる子弾の数は
わずか8発。
空母を手榴弾わずか8発で行動不能なんて無理w
運よく重要機器のすぐそばに子弾が落下することを期待しないと
甲板に傷つけただけて終わりだぞ。

ある程度の命中率と被害を期待するには、ミサイル9発程度では
まるでダメで、最低でもこの数倍は同時に打ち込む必要がある。
5倍の45発打ち込めば、子弾が40発は命中することが期待でき、
甲板作業員の殺害や甲板上の艦載機の損傷は期待できるだろう。

だが、艦載機に損傷は与えられても、修理不能に追い込むには
子弾の直撃が必要。
それで一機潰せても、F-35の価格は100億円
それに対して、45発の弾道弾は450億円もかかってしまうのだ。
この莫大なコストが、攻撃側の負担にならなきゃよいけど。