アメリカは強欲で腐ってるけど、トランプシンドロームに陥るのも病人。

・トランプシンドロームとは

自分の感情にとって都合のいい結論に結びつく解釈や偽情報を集めて自己洗脳する症状。
この状態に陥ると、自分の感情にとって都合のいい結論になるように情報と解釈を取捨選択する。

たとえば停電を陰謀論にむすびつける。
「ブラックアウトってこのことか!」「何かが起きてる。」「逮捕されてるが報道させないためだな」
停電なんて天然ガスの供給が寒波でタンカーが通れず世界中で足りなくなっているから起きてることなのに。
裁判に負け、あたらしい情報もあたらしい打開ができなくても、
「時間稼ぎしてあぶりだしてるだけ」「すべて想定通りで最後に勝つのは確定している」「カウントダウンが始まった」
などと解釈するだけでまったく正当性の根拠なく自分にとって都合のいい解釈に逃げる。

音楽や漫画やアイドルといったコンテンツのファンや、
スポーツチームのファンや、
新興宗教などにも良くみられる心理状態。

自分の感情の避難場所にしている対象を「推す」ことで、
現実逃避をして不安から逃れようとする心理がそうさせている。
トランプ推しの場合は、
社会にみられる欺瞞への憎しみが、トランプを推せば解消されるのではという甘い期待にかわり、そうさせた。
彼を推すことで、社会の中の弱者である自分も勇敢な人になれてる気がしてくるから、心地よくて抜け出せなくなる。

またマーケティング的には、人々をそのような心理状態にもっていくことで、お金をおとさせ、
特定人物に都合のいい情報や解釈を広めるためにも使われる。