※毎日新聞

 2020年12月26日に時短営業の要請が解除された後、わずか3週間で再要請となった北海道・札幌ススキノの飲食店の関係者からは嘆きが漏れた。

 バーやレストランなど3店舗を経営する「esエンターテイメント」の鈴木慎也社長(38)によると、26日以降も店の客足はほとんど戻らなかったという。「集中対策期間で要請内容が変わっており、分かりづらく、『とりあえずススキノに行くのはやめよう』という人がほとんどなのではないか」と鈴木さん。行政に対し「中途半端に自粛要請を繰り返すくらいなら、一旦緊急事態宣言を出して分かりやすく対策してほしい」と要望した。

 海鮮居酒屋を経営する男性(57)は「これだけ自粛が続くと、収束しても人出は戻らないんじゃないか、という不安がある。もう限界。店を閉めるかどうか決めないといけないね」とため息をついた。【土谷純一】

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1d326a9bba440881c5521b1e32946dea615091
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210114-00000064-mai-000-1-view.jpg