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アメリカのトランプ政権が、今月に入って台湾の当局者との接触に関する自主的な制限の撤廃や、香港警察の当局者などへの制裁を相次いで発表したことについて、中国外務省は対抗して制裁を行うことを明らかにしました。

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アメリカのトランプ政権は、今月に入って、中国政府に配慮して設けてきた台湾の当局者との接触に関する自主的な制限の撤廃や、香港の民主派の前議員ら50人以上が香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕されたことに対する香港警察の当局者ら6人への制裁を相次いで発表するなど、中国への圧力を強めています。

これについて中国外務省の華春瑩報道官は18日の記者会見で「中国は、台湾や香港問題において卑劣な態度を示したアメリカの責任者に対し、制裁を実施することを決めた」と述べました。

具体的に誰にどのような制裁を科すかは明らかにしていません。

また華報道官は、トランプ政権による一連の措置について「アメリカの次期政権にとって障害になるものを作ることが目的だ」と述べ、強く批判しました。

NHKニュース 2021年1月18日 23時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210118/k10012821561000.html