滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)に学習船「うみのこ」に関する常設展示が始まることを記念して、県と包括的連携協定を結んでいるセブン―イレブン・ジャパンが、船内で食べられる名物カレーを再現した「うみのこカレー」を販売する。常設展オープンと、カレーの発売はいずれも26日。【諸隈美紗稀】


カレーは3週間限定で、県内の全238店舗で販売する予定。価格は税抜き510円。小学5年生が参加する、うみのこでの体験学習で昼食に出る「湖(うみ)の子カレー」を忠実に再現した。体験学習は1983年に始まり、カレーも当時から提供されてきた。スパイスの香りが特徴のカツカレーで、同社の企画担当者によると、うみのこの料理長からレシピを教えてもらい開発。料理長の承認を得るまで約半年かかったという。

 試食した三日月大造知事は「子どもたちに喜んでもらえると思う。うみのこに乗った人だけでなく、乗ってみたいという人にも食べてもらいたい」と話した。

 琵琶湖博物館で始まる常設展示では、老朽化で2018年3月に引退し、20年9月に解体工事が完了した初代うみのこの舵輪(だりん)や掃除で使われていたヤシの実などが展示される。
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