※日テレ

 ワクチンと並んで感染防止に向けた柱の1つ「テレワーク」であるプランが話題となっています。

 緊急事態宣言解除へ向け、喫緊の課題となるのが「人の流れ」です。鉄道利用者の推移をみると41%減ってはいますが、前回ほどは下がっていません。

 政府目標は7割の“テレワーク”。1都3県では3割程度となっています。

 そこで今、こんな働き方が話題となっています。

 IT企業で働く50代の男性。ビジネスホテルでテレワーク中です。驚いたのは、そのお値段です。

 IT企業勤務:「500円って安さにひかれて利用している」

 午前8時から午後11時まで、Wi?Fiも使える個室をワンコインで利用できます。

 東京都はテレワーク推進のため、多摩地域のホテルをサテライトオフィスとして提供しています。このホテルでいうと、通常のデイユースプラン3900円のうち3400円を都が補助します。東京都在住または、東京都で働く人限定です。

 テレワークのハードルといえば、こんなご夫婦も多いはず。

 IT企業勤務:「毎日家にいると嫁さんに嫌がられたりしますので、家であまり仕事をしにくい場面もあります」

 出版社で働く男性も、こんな“テレワークあるある”を経験していました。

 出版社勤務(40代):「リモートワークで家族の時間が増えたのはうれしいけど、重要な会議で急に子どもが入ってきたり」

 こんなテレワークへのハードルを解決するべく出されたこの施策。ホテル側にもメリットがありました。

 東横INN立川駅北口・四谷彰子支配人:「正直(コロナ禍で)稼働も下がっているので、部屋も空いている状態のなかで感染拡大防止にもつながるかなと思っている」

 この苦境を機に見直される「働き方」。期間は3月20日までです。

[2021/01/26 17:20]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000205218.html
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