0001愛の戦士 ★
2021/01/27(水) 20:56:31.53ID:oEqS0KcU9なった競走馬を地元の人や動物愛護団体が保護する様子にKNBのカメラが密着しました。
この馬は無事回復しましたが、今月の大雪の際に屋外で孤立状態になっていた経緯もあり、動物の飼育をめぐる問題が浮き彫りになりました。
「ダメダメ、あきらめんがいよ!」「もう少しな」
Qどういった状態ですか
「どういった状態って…瀕死の状態」
Q輸液してっていう
「そうです、水分補給です。普段飲んでないので脱水状態です」
立ち上がれないほどに衰弱した馬を、介抱する獣医師や動物愛護団体のメンバーたち。
26日夜、立山町にある乗馬の屋内練習場には、1頭の馬の命を救おうとする人たちの姿がありました。
動物愛護団体などによりますと、26日夕方、高岡市戸出町にある80代の男性が管理する放牧場で馬が衰弱して倒れているのが見つかり、獣医師らが駆け付けました。
体が大きな馬は、心臓の動きだけでは全身に血液を送ることができず、立って歩くことで血流を保っています。
立ち上がれないと命の危険があります。
治療のためには、屋内の広いスペースが必要でした。
この馬は、今月、県内を襲った大雪が放牧場に降り積もったため屋外で身動きが取れなくなっていました。
その様子がSNSに投稿され「馬を救ってほしい」などの書き込みが相次ぎました。
今月13日、地元の人からの相談を受けた県の担当者などが現地を訪れ、管理している男性に馬を雨風がしのげる場所に移動させるよう指導。協力して除雪を行い、馬を小屋へ戻しました。
しかし26日、馬は再び屋外に出された状態で、衰弱していました。
獣医師によると、低体温と脱水の症状がみられたということです。
小屋には人の助けがないと戻れません。管理する男性は、取材に対し「馬は寒さに強い動物で競走馬は動かさないといけないので小屋から出したり入れたりしていた。弱っていたという認識はない」と話しました。
救命を始めて6時間後。
「頑張れ、頑張れ」
馬はベルトで介助されながら立ち上がりました。名前は、レイズアスピリット。10歳の牡馬です。
中央競馬のレースで勝ったこともあり、去年9月までは、金沢競馬で走っていた現役の競走馬です。去年末から高岡の放牧場で休養していました。
今回、管理の仕方に大雪の影響が重なり衰弱したとみられます。
「あーよかったよかった」
レイズアスピリットは、27日朝、介助するベルトを外してもふらつくことなく元気に歩くまで回復したということです。
地域の人や動物愛護団体、乗馬関係者などの努力で競走馬の命は救われました。
一方で、動物をどう管理し守るかという課題が浮き彫りになりました。
今回、管理する男性に悪意はなかったかもしれませんが、競走馬は瀕死の状態に陥りました。
動物に対する虐待の疑いがある場合、行政は、改善指導を行います。
今回は、この馬を放牧場から雨風がしのげる場所へ移動させるよう指導しました。引き続き、必要があれば指導するとしています。
動物愛護団体も、関係機関と連携して競走馬の回復を見守っていきたいとしています。
動物の保護を巡っては、犬や猫の多頭飼いで管理しきれなくなるという問題もあると県の担当者は指摘します。
※続きはリンク先で
https://www.knb.ne.jp/nnn/sp/news101oo2oc466c9uk3c75.html
https://i.imgur.com/aw331re.jpg