アメリカのサンフランシスコ市は、人種差別などに反対する意味合いから「ワシントン」や「リンカーン」といった公立学校44校の名称を変更すると発表しました。

 カリフォルニア州サンフランシスコの教育委員会は27日、人種差別や先住民族の抑圧などに関係したとされる歴史的な人物から名づけられた公立学校について、校名を廃止することを決めました。

 奴隷を所有していた初代大統領のワシントンや、先住民を抑圧したとされる第16代大統領・リンカーンに由来する学校名も含まれています。

 対象校は市内の3分の1にあたる44校に上り、各校は4月までに新しい学校名を決定する予定です。

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