https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210129/k10012839661000.html
成田空港 ワクチン 速やかに輸送する体制整える方針

成田空港会社は新型コロナウイルスのワクチンについて、航空会社や運送会社などと連携して、速やかに輸送する体制を整える方針を明らかにしました。

新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては海外の製薬会社から供給を受けることになっていますが、一部のワクチンは超低温状態を維持して運ぶなど、輸送体制の構築が課題となっています。

こうした中、成田空港会社の田村明比古社長は、29日の記者会見で、社内にワクチン輸送の支援チームを設置し、国内外の航空会社や運送会社などと連携して、海外から到着したワクチンを全国各地に速やかに輸送する体制を整える方針を明らかにしました。

支援チームは成田空港内でワクチンを輸送する航空機やトラックを優先して移動させることなどを検討することにしています。

田村社長は、「ワクチンは全国に速やかに輸送する必要があるので、空港で滞ることにならないようあらゆることを想定しながら万全の準備を進めていきたい」と話しています。

2021年1月29日 17時11分 NHK