県立医大の看護師長 停職6か月

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20210129/2040007366.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

和歌山県立医科大学は、消毒用のアルコールを自宅で使うために盗んだなどとして、
付属病院で勤務する47歳の看護師長を、29日付けで停職6か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、和歌山県立医科大学付属病院の47歳の看護師長の男性です。
看護師長は、おととし9月ごろ、看護師が使う手の消毒用アルコール4本を、
自宅で使うために盗んだほか、病院から貸与されていた靴2足を、
インターネットのフリーマーケットサイトで売却したということです。
また、未使用の消毒液や貸与された白衣や靴下など40点も勝手に売却し、
現金およそ4万円を不正に得ていたということです。

病院の調査に対して、看護師長は、「申し訳ないことをした」と事実を認めたため、
病院は29日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
看護師長は、今月末付けで依願退職を申し出たため、病院はこれを受理したということです。

和歌山県立医科大学は、「誠に遺憾でおわび申し上げます。
今後、2度とこのような事案が起こらないよう綱紀粛正につとめます」とコメントしています。

01/29 15:18