0001ごまカンパチ ★
2021/01/30(土) 20:29:40.66ID:aj9XgO0I9https://ampmedia.jp/2021/01/30/jetpack/
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■2006年にテスラの可能性見出したベンチャー投資家、次の注目株
このところ何かと話題になることが多いテスラ。最近では「株価急騰」に関する話題で持ちきりだ。
2003年に創設されたテスラ社がナスダックでIPOを実施したのは2010年のこと。取り引き初日の株価は3.84ドルだった。
それが現時点では、850ドルと取り引き初日の株価と比べると221倍の額に達している。
テスラがIPOを実施する以前からそのポテンシャルに目をつけていた投資家の1人が、米国の著名ベンチャー投資家ティム・ドレイパー氏だ。
テスラが2006年に実施したシリーズCラウンド、また2007年に実施したシリーズDラウンドで資金を投じている。
このほか、スカイプ、スペースX、ツイッターなどにもベンチャー投資をしており、「ダイヤの原石」を選定する腕に定評を持つ敏腕投資家として知られる人物。
このドレイパー氏が今注目しているのが垂直離着陸(VTOL)ジェットパック技術だ。
ドレイパー氏は、自身のベンチャー投資企業Draper Associatesなどを通じて、ジェットパックを開発する米JetPack Aviationと英Gravity Indusrtriesにそれぞれ資金を投じている。
ソーシャルメディアやテレビなどで、ジェットパックのデモンストレーションが話題になることがあるが、本当に実用化できるのかと疑問を持つ人は少なくないはずだ。
しかし米CNBCによると、ドレイパー氏はジェットパックのような垂直離着陸テクノロジーは10年以内に普及(take off)する可能性があると予想。
個人がジェット推進で移動する次世代モビリティ時代の到来を見据えている。
安全性やスピード、飛行時間など、ジェットパックテクノロジーは今どのような段階にあるのか、その最新動向を追ってみたい。
■英国発の「リアル・アイアンマンスーツ」
まずGravity Indusriesのジェットパック開発動向を見ていきたい。
Gravity Indusriesは、英国の起業家/発明家であるリチャード・ブラウニング氏が2017年に立ち上げたスタートアップだ。
当時、同社ジェットパック第1号となる「ダイダロス・マーク1」のデモンストレーションの様子をTEDで公開、
世界中のメディアは「リアル・アイアンマンスーツが登場した」と報じ、ソーシャルメディアで広く拡散され、多くの人に知られることになった。
この話を聞き投資を即決したのがドレイパー氏だ。CNBCによると、ブラウニング氏はドレイパー氏から駐車場で65万ドル(約6700万円)を受け取ったと語っている。
現在、Gravity Indusriesのダイダロス・ジェットパックはマーク2となり、さらにマーク3の開発が進んでいる。
ドイツの流通メディアDVV傘下の航空専門メディアFlightGlobalが伝えたところでは、初期のダイダロス・ジェットパックは、タービンが1つだったが、
研究開発の過程で、2つ、4つ、6つと増えていき、現在は5つのタービンで駆動する仕組みになった。腕に取り付けられたタービンの向きで、飛ぶ方向をコントロールする。
これがリアル・アイアンマンスーツと呼ばれる所以だ。
前進スピードは時速80キロで、理論上は高度1万2,000フィート(約3,657メートル)で飛行することも可能。
実験においては、安全性確保のため、飛行高度は低く抑えている。飛行時間は1〜3分だが、条件次第では10分も可能。
理論上は、最長11キロほど飛行できることになるが、これまでの実験における最長飛行記録は1.4キロ。
2020年9月には、イングランド湖水地方のヘリコプター救急搬送組織Great North Air Ambulance Service(GNAAS)とジェットパックを使った山岳救助の共同訓練を実施するなど、
実用化に向けた取り組みも着々と進めている。
この山岳救助実験では、けが人がいる所まで徒歩で25分かかるところ、ジェットパックは90秒で到着し、GNAAS関係者らを驚かせたという。
ブラウニング氏はこの実験を受け、山岳救助分野では、現行モデルではなくマーク3が必要になるだろうとの見方を示している。
ブラウニング氏いわく、マーク3は飛行時間が7〜8分とこれまでのモデルよるも平均飛行時間が長くなるとのこと。
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