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2021/02/03(水) 08:27:10.77ID:FAs4CDdq9■従来よりも正確な7惑星の平均密度はほぼ同じだった
TRAPPIST-1は直径が太陽の約11パーセント、質量が太陽の約8パーセントと小さな赤色矮星で、地上の望遠鏡やアメリカ航空宇宙局(NASA)の赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」(2020年1月運用終了)の観測により全部で7つの系外惑星が見つかっています。今回研究グループは運用終了前のスピッツァーの観測によって得られたTRAPPIST-1の1000時間以上に及ぶ観測データなどを使い、7つの系外惑星それぞれのこれまでで最も正確な平均密度を算出しました。
系外惑星の性質を知る上で、直径と質量から算出される平均密度は重要な情報です。たとえば、同じ大きさで見た目もそっくりなボールが2つあるとしましょう。材料は片方が木で、もう片方は鉄です。眺めるだけでは材料の見分けがつかなくても持ってみればどちらのほうが重いかわかりますし、直径と質量から平均密度を割り出せば材料を推定することもできます。
系外惑星も同様で、平均密度がわかればその惑星が地球と木星のどちらに似ているのかを区別したり、どのような組成が考えられるのかを推定したりすることができるようになります。研究グループが惑星の自重による密度の変化を差し引いて分析したところ、TRAPPIST-1を周回する7つの系外惑星の平均密度はどれもほぼ同じであることが明らかになったといいます。
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https://sorae.info/astronomy/20210130-trappist-1.html
2021年1月30日