#再生可能エネルギー (そんな物は存在しません by FOX★)

大崎市鳴子温泉で計画中の六角牧場風力発電事業に関して、環境アセスメント手続きの一つ、県環境影響評価技術審査会(会長・平野勝也東北大災害科学国際研究所准教授)が2日、県庁で開かれた。平野会長は「鳴子温泉郷の景観に大きな影響を与えてまで、やらなければいけない事業なのか」と事業者側に計画の見直しを強く求めた。

 審査会は昨年7月31日も開かれた。日本有数の観光地の鳴子温泉に立地するため、景観担当の平野会長は「影響を回避できない場合は、ゼロオプションも含めて計画の見直しを行うこと」と事業中止の可能性を含めた再考を求めていた。

 2日の審査会では事業者が前回指摘を受け、風車を当初の24基から20基に減らし、景観への影響を低減したと強調。合成写真で鳴子の観光地など5ヵ所で、どう風車が見えるか説明した。平野会長は「計画地は平らで緩やかな地形で、風車の配置を換えても軽減措置は取れない。風力発電に一番似つかわしくない場所だ」と指摘した。

https://kahoku.news/amp/articles/20210202khn000040.html