【モスクワ、ワシントン共同】
米国とロシア両政府は3日、戦略核弾頭の配備数とミサイルなど

運搬手段の総数を制限する新戦略兵器削減条約(新START)を5年間延長したと発表した。

ロシア外務省によると、モスクワで同日、両国代表が延長手続き完了の覚書を交換し、

2026年2月5日までの延長が決まった。

米ロ間に唯一残った核軍縮条約である新STARTは、今月5日の期限切れ直前に存続が決定し、

配備戦略核の均衡を維持することになった。条約に基づく相互査察を継続し、

ミサイル発射実験の情報交換など条約順守を検証するための協議窓口も残される。

大陸間弾道ミサイルのテストで、ロシア北西部から打ち上げられるロケット(ロシア国防省が昨年12月9日に提供、AP=共同)
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2021年2月4日 11時55分
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