※統一まで22年

朝鮮日報
ロッテグループの酒類系列会社、ロッテアサヒ酒類が希望退職を実施する。同社は9か月前の昨年5月にも希望退職を実施したばかりだ。

■韓国人が好きなビールブランド1位は?
 酒類業界が4日に明らかにしたところによると、ロッテアサヒ酒類は同日から希望退職の申請を受け付ける。満40歳以上で勤続年数10年以上の社員には、通常賃金の10か月分の慰労金と創業支援金700万ウォン(約66万円)を、満40歳未満で勤続年数10年以上の社員には通常賃金の10か月分の慰労金を支給する予定だ。

 ロッテアサヒ酒類の株式は、ロッテ七星飲料と日本のアサヒグループが50%ずつ保有しており、韓国国内に日本のアサヒビールを供給している。

 2019年7月に日本が輸出規制措置を実施して以降、同社は反日運動の標的になり、経営危機が加速した。それまでは輸入ビール市場で1位に立っていたが、不買運動から1年でトップ10圏外に転落した。

 2019年の売り上げは前年に比べ半分に落ち込み、198億ウォン(約18億6300万円)の営業損失を計上して赤字に転落した。昨年も業績が不振だったとみられる。

 ロッテアサヒ酒類は19年、正規職社員のうち希望者に対し、グループ系列会社のロッテ七星飲料への転籍を発令した。昨年5月には全社員を対象に希望退職を進めた。この時には数十人が会社を離れた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210204-00080287-chosun-kr