新型コロナウイルスの感染拡大の影響で去年春から運休していた中部空港とヨーロッパを結ぶ便の運航がおよそ11か月ぶりに再開され、6日朝ロンドンからの臨時便が到着しました。

ヨーロッパと中部空港を結ぶ便は、去年3月からすべて運休していましたが、イギリスに拠点を持つ企業などからの要請で運航が決まり、6日朝ロンドンからの臨時便が中部空港に到着しました。
午前8時すぎ、イギリスに駐在しているビジネスマンなどとみられる、大きな荷物を持った乗客たちが飛行機を降り、空港のターミナルへ向かっていました。
乗客たちはロンドンを出発する際新型コロナウイルスの検査で陰性を確認しているということです。
また、日本到着後も、2回の検査をして、いずれも陰性が確認されれば、帰宅し、2週間の自宅待機をするということです。
中部空港を発着する国際線は、去年6月以降、アジアを結ぶ一部の定期便の運航が再開されていますが、ヨーロッパ便の運航はおよそ11か月ぶりで、ロンドンからの臨時便は、4月まで毎週1便、あわせて10便が運航される予定です。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20210206/3000015161.html