0001蚤の市 ★
2021/02/08(月) 10:06:32.07ID:UOnojrPq9宮城県大崎市の障害者就労継続支援事業所「すずかけの里」で2017年以降、複数の男性幹部による虐待行為が計3回発生し、再発を防げなかったとされる問題で、運営する同市の社会福祉法人おおさきさくら福祉会が利用者や家族に詳しい事情を説明していなかったことが7日、分かった。
厚生労働省のガイドラインは虐待事案について謝罪を含めた誠意ある対応をするよう定めている。家族らは「事実関係を隠したことが虐待の続発につながった」と批判する。
宮城県の開示文書などによると、17年7月、当時の男性幹部による心理的、性的虐待が認定された後、法人は同8月に職員に概要を説明した一方、家族らへの説明会は開かなかった。
同12月、別の男性幹部による性的虐待が発生。18年3月、法人は利用者と家族宛てにA4判の文書を配り「ご利用者様との日々の関わりの中で不適切な支援が発生」と謝罪したが、事実関係は記さなかった。
家族の一人は「詳しい説明を求めたら、法人側から『いいかげんにしろ、何で追及するんだ』と激怒された」と憤る。同じ男性幹部が同6月、利用者に「ばか」などの不適切な発言をして心理的虐待が認定された後も、説明会は開かなかったという。
関係者によると、職員の一部は説明会を開くよう提案したが、法人側が聞き入れなかったとされる。当時の理事長だった男性は「大きな問題だと認識できなかった」と話す。
厚労省が20年10月に出した「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引」は「虐待事案の内容によっては法人の理事長等役職員が同席した上で家族会を開き、説明と謝罪を行い信頼の回復に努める必要がある」と規定する。
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河北新報 2021年02月08日 06:00
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